さて、今回はプチ断食と短時間睡眠との関係性についてお話したいと思います。
まず、断食をすることの効果はダイエットの他に、次のようなメリットがあることを思い出していただきたいと存じます。
「胃腸や肝臓といった消化器系の負担を少なくする。」
こちらは、すでにご存じのことだとは思いますが、なぜ、これが短時間睡眠と関係があるのかと言うと、
睡眠を短時間で済ませたい場合は、疲労を蓄積させてはならない、という点があげられるからなのです。
「???」
と、思われた方、もう少しご辛抱くださいね(笑)。
つまり、食事制限を加えることによって、消化器系の疲労を抑えるということなのです。
「え?でも、食事を取らないと逆にエネルギーが出ないんじゃないの?」
はい、おっしゃることもごもっともなことです。必要十分な栄養素を取り入れることは健康にとっても不可欠ですね。
ですが、人体でもっともエネルギーを消費するのが、この消化器系の疲労であると言われているのです。
矛盾しているようにも感じますが、食べすぎると胃腸が重たく、体が滅茶苦茶ダルかったりするのはこのせいなんです。
会社や友達との飲み会に参加したとき、あるいは焼き肉やでたくさん肉を食べ過ぎたときのことなんかを思い出してみるとよくわかるはずです。次の日、非常に疲れが残ったりしています。
この原因は胃腸の活動が夜も行われているからなんです。
そして、食べ合わせ(炭水化物やタンパク質を同時に摂取するなど)を間違えると、消化液が酸性とアルカリ性の両方が分泌され、入り交り、中和されてしまうことで、消化活動にさらに時間がかかったりしてしまうのです。
もう、ご存じだとは思いますが、セントジョーンズワート 結構人気みたいですよ。
ですから、このことを逆に発想すると、短時間睡眠も現実味が出てくるわけです。
「食事をあまりとっていないのだから、胃腸の負担が少なく、体にエネルギーが残っているはずだ。だから短い睡眠時間でもエネルギーの充電は十分である。」と。
もっとも、過渡に短い睡眠を一気に実行してしまうと、逆効果ですので、実際にやるときは、専門書を読んだり専門家などによく確認した上で実行することをオススメしたいと思います。
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